2010年12月21日

【インドネシア・ムラピ火山災害】救援活動の立ち上げについて


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■■【インドネシア・ムラピ火山災害】救援活動を立ち上げます■■
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本MLで現地からの声をお伝えしておりますが、10月26日にインドネシア共和国・ジャワ島中部のムラピ火山が噴火しました。

既に噴火自体は沈静化し、日本のマスコミもこの災害についての報道をほとんど行わなくなりましたが、被災者の多くは生活再建の目途が立っておらず、未だ支援を必要としています。

そこでCODEは、この災害に対して救援プロジェクトを立ち上げ、支援を開始することと致しました。

この火山の被災地は2006年5月のジャワ島中部地震の被災地でもあります。当時から支援活動でCODEが恊働している建築家・アーティストのエコ・プラウォト(Eko Prawoto)さんや、エコさんを通して知り合ったアーティストのアラフマイアニ・フェイサル(Arahmaiani Feisal)さんと連絡をとって、事務局は情報収集にあたってきました。

レポートでもお伝えしておりますように、上述のアラフマイアニさんたちのグループが懸命に被災者の支援活動を継続しておられます。CODEは彼女たちのグループの支援活動をバックアップしてまいります。噴火から時間が経過し、タイミングを逸してしまいましたが、長い復興の過程に目を向け続けることが大切だとCODEは考えます。

皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。


※なお、今回の救援活動は、CODEの前進である救援委員会当時から数えて、48回目となります。

※この災害に関するレポートは、以後「ムラピ火山災害救援ニュース」のページに移行します。




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2010年12月09日

【インドネシア・ムラピ火山噴火】関連情報


先日のレポートでもお伝えしたように、ジョグジャカルタのパートナーであるアーティスト、Aさんの支援グループでは、ムラピ火山災害の被災者が生活を再建するための家畜(ウサギ)飼育を始めようとしています。

この地の人々の暮らしにおける家畜の重要性については、11月16日のIOM(国際移住機関)のレポートでも述べられていました。
IOMは、救援物資を配布するなどの緊急支援を行っていますが、その中に、避難する人たちの家畜を避難させるという活動もありました。
その箇所を抜粋してご紹介します。

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 IOMは、ジョグジャカルタ及びBoyolali県の危険度の高い地域から、ジョグジャ南西のクロンプロゴ県へと、家畜54頭をトラックで避難させました。これは州政府の畜産・家畜保健局との連携で行われました。

IOMジョグジャカルタのJohan Grundberg氏はこう言います。
「多くの人間が危険にさらされている状況で、家畜を避難させるというのは奇妙に聞こえるかもしれませんが、2つの点で重要なのです。まず、そうしなければ、避難指示の出ている20km圏内の人たちは、家畜の世話をしようとおそらくそこに留まっていたことでしょう。また、家畜がいれば、噴火が終わって家に帰ったときすぐに、飼い主は生計を立てることができます。」

原文: http://www.iom.int/jahia/Jahia/media/press-briefing-notes/pbnAS/cache/offonce/lang/en?entryId=28651

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2010年12月08日

【インドネシア・ムラピ火山噴火】現地パートナーからの情報6

*複数のMLに発信していますので、重複はご容赦下さい。

304名が犠牲になったインドネシア・ジャワ島のムラピ火山災害。
噴火は沈静化し、最大時に40万人となった避難者の半数近くは
もと住んでいた場所に戻りました。
しかし、家や生計手段を失った人たちの生活再建が課題となっています。

ジョグジャカルタ在住のアーティスト、Aさんからのレポートには、
そんな困難の中でもたくましく生きようとする被災者の姿が描かれています。

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私たちは、支援している村の方々と話し合い、問題点や解決方法、関心事などについて共有を始めました。新しい生活について考えるためです。悲しくなるときもありますが、皆とても熱心で、楽観的でユーモアがあり、そのことに私は本当に感動しました。彼らはとても強い人たちだと思います。すべてを失ってもなお、前向きなエネルギーで将来に希望をもっています。

いまはまず、道や家の残骸を片付けようとしています。また、養鶏場の代わりに、より経済的なウサギ飼育場の設立に取り組み始めました。これが今後の生計手段となります。その管理は、新しい「共同型」のシステムで始めようと思っています。避難している人たちが仮設住宅に移れれば、具体的に実施できると思います。

また、私たちの別のグループは、専門家と一緒に、降灰の影響を調査しています。どんな植物を植えれば土地を維持することが可能かを調べています。

水も大きな問題です。いま私たちが支援している人たちの村では、すべての水源がだめになったからです。ですから村に帰る許可が出たら、新しい水源を探さなくてはなりません。

とにかく、村人全員が、計画にもとづいて自ら活動に取り組んでいます。私たち支援者は彼らをサポートし、違う視点から意見を言ったりしています。

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2010年11月25日

【インドネシア・ムラピ火山噴火】現地パートナーからの情報5

インドネシア・ジャワ島のムラピ火山の災害による死者は、これまでに304人となりました(Jakarta Post、11月21日)。避難者は最大時で40万人に上り、火砕流や溶岩により家や家畜を失った人もたくさんいます。政府は避難者向けの仮設住宅300軒の建設を始めました。これは、より火口近くに住んでいた人から優先的に提供されますが、ゆくゆく3000〜5000軒を建てる計画です(同、11月22日)。

噴火活動はしだいに沈静化し、避難場所から自宅に戻る人が増えているようですが、「いつもとは違う」火山の様子に、まだ安心できない状況が続いています。
ジョグジャカルタのAさんからの報告をご紹介します。
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11月19日
いま、状況が少し落ち着いてきて、多くの人たちが家に帰りつつあります。
人々は先が見えないキャンプ生活よりも、壊れた家のほうがいくらか良いと感じるのでしょう。だから、いまPrambananというキャンプからは31人の子どもたちが、Muntilanでも17人の子どもたちが、既に自分の村に帰っていきました。

ただ、こうなると、食べ物や水もありませんので、各々の村に物資を届けねばならず、複雑になります。また、子どもたちは今、1メートルもの高さの火山灰にまみれた廃墟に住んでいます。ですから呼吸器系の問題が出始めており、病院に行かなければならない人もいます。

支援活動をしている人たちは、ただこうした避難者のケアをしたり、食事を提供したり、余興を提供したりすること以外、次に何をしたらいいかわからない状況です。

* * * * *
 
11月23日
冷えた溶岩が洪水となって、Magelangエリアを襲っています。
少なくとも数千平方メートルの農地が、1〜2メートルもの深さの溶岩と大きな岩石に埋もれています。自分達の村に帰ろうと決心した人々の多くが避難キャンプへと引き返さなくてはならず、また、多数の人々が傷つき入院を必要としています。

これは次の災害の始まりにすぎません。雨がたくさん降っているので、冷えた溶岩の洪水がきっとまた起こり、ムラピ山の周りの地域を襲うでしょう。本当に恐ろしいことです。

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人々がキャンプサイトから自分の村に戻り始めたことで、支援の対象地が分散することになります。しかし、そのような隙間ができても、なお一人ひとりの被災者にマンツーマンの対応をしようと取り組んでいるグループもあります。

CODEは引き続き情報収集を続けていきます。

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2010年11月11日

【インドネシア・ムラピ火山噴火】現地パートナーからの情報4

既に報じられていますが、インドネシア・ジャワ島中部のムラピ山の噴火で、
死者は191人、避難者は34万人以上に上っています。
火口から20km以内の地域には依然避難指示が出されており、
10月26日の噴火以来、避難しておられる方々の健康面も懸念されます。

ジョグジャカルタのアーティスト、Aさんからのメールを紹介します。

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9日、ジョグジャでマグニチュード5.6の地震がありました。特に被害は無く何も起きませんでしたが、住民は次に何が起こるかわからず、心理的な怖さが増してしまったのではないかと思っています。

まだ大規模な噴火が起こり得ますし、冷えた溶岩流がいつ襲ってくるかわかりません。川を塞いでいる砂や火山からの噴出物質を片付けなくてはなりません。川を片付けておけば、もし冷えた溶岩が洪水を引き起こしても、川を流れていきますから。
しかし、これまで何も為されていません。

避難者の数はずっと多くなり、30万人を超えています。キャンプはとても混雑していて、衛生状態があまり良くありません。水の供給も問題が多く、その他の物資の供給についても同様です。多くの人が呼吸器系の症状やストレスに苦しんでいます。全てを失ったことを理由に、少なくとも二人が自殺しました。多くの方が心理的に大きな
題を抱え、治療を受けています。キャンプサイトはとても広く、救援チームが患者を見つけるのは困難です。避難者はもっと増えると予想されています。



posted by CODE at 14:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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